カテゴリー「★★私的「WBC」考★★」の記事

2009年10月 1日 (木)

やはり中部日本ドラゴンズは

2009年10月 1日(木)11時03分43秒   

中部経済圏を基盤とした球団であって、全国区の球団では決してないわけで、たとえ、中日唯一といっていいほど、全国区の人気を誇る立浪選手の引退セレモニーといえども、関東地方に基盤を置く、東京放送(略称、TBS:Tokyo Broadcasting System)にとっては、必ずしもおいしいコンテンツとはいえないので、試合終了後のイベントを中継するために、わざわざ放映権の延長料金を中日球団に払いたくない、というより、スポンサーの都合でさっさと次の番組に移れということでしょう。

正直なところ、立浪の引退セレモニーまで中継を続ける義理はないので、落合監督の地元最終戦のスピーチが終了した時点で、首都圏を主な商圏としているTBSが経営するCS放送局「JNNニュースバード」は、さっさとテレビ(CS)中継を打ち切ったのでしょう。

幸いにも私は、「JNNニュースバード」の中継映像に加えて、「東海ラジオガッツナイター」の音声で試合を聴いていたので、ニュースバードが試合後のセレモニー映像の中継を途中で打ち切るというテロップが流れてきたのを見て、そこからは東海ラジオの音声中継放送だけを頼りに、シーンを心の“眼”で想像しながら、立浪選手の引退セレモニーを最後まで聴き届けることができました。

(高性能ラジオとクレードルの組み合わせによる、往時をしのばせる“ラジカセ”スタイルの受信機
http://www.sanyo-audio.com/icr/rs110/index_rs110mf.html
にAMループアンテナを設置したところ、かなり良好な状態で東海地方の放送局が聴こえます。ただし、電波状態が安定するのは夕方からですが)

聞くところによると、TBSラジオも中継を途中で打ち切ったそうで、やはり関東の放送局や、TBS資本のCS放送は、中部地方の球団には冷たいですね。

まあ、所詮、東京中心主義の世の中において、中日球団は地方の煙ったい球団にすぎないということでしょうね。

なにせ中日ドラゴンズは、球界の元・盟主、読賣巨人軍(笑)グループが主導して盛り上げようとした「WBC」戦略に反旗を翻した、KY球団でもありますしね。

それでも、CS放送の「プロ野球ニュース」では、立浪の引退セレモニーを、ダイジェストとはいえ、かなりの部分を映像で見せてくれて、それ自体は大変ありがたかったのですが、今年から、「プロ野球ニュース」は、旧・フジテレビ721(「1」なのか「2」なのか、いまだによくわからない)で放映しているため、旧・フジテレビ739しか見れない「スカパープロ野球セット」契約者は、その番組が視聴できないという、これまた意地の悪い戦略を始めています。

これは、今年から、スカパーの「JSPORTS」系列で始まった「野球好きニュース」と、「プロ野球ニュース」で伝えられる情報が、もろにバッティングすることと無縁ではないと思います。

いずれにせよ、このところは、プロ野球というコンテンツを巡って、放送業界が、お互いシビアにしのぎを削りつつ、かなりギクシャクした関係に陥っていることの現れでしょうね。

まあ、中日ドラゴンズを応援したかったら、地元メディアをチェックせよ、というのが、このところの世界的な大不況にさらされている、日本経済の中でサバイバルしていく知恵なのかもしれません。

さて、落合監督の、地元開催最終戦でのスピーチも、もちろん後半の日本シリーズでの優勝希望宣言は面白かったですが、それの前振りであった、「当初私が思っていた、世界的な不況のあおりを受けて……自分の中の許容範囲を超えるというか、約230万人の方々が我々の野球の一投足を見つめてきてくださいました。」という下りが非常に興味深かったです。

実際、観客動員数は対前年で約13万人減少したとのことですので、ここに込められた意味合いにはかなり深いものがありそうです。

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http://www.sanspo.com/baseball/news/090930/bsc0909302232003-n1.htm
今季のレギュラーシーズン主催試合を終えた中日は、地方開催5試合を含む計72試合の観客動員が、昨年より12万9400人減の229万8405人となったと発表した。(ナゴヤドーム)
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大雑把に計算すると、シーズンシートの高額チケット契約者の減少や、多くの入場者が球場に来て食事や各種グッズを買い求めることで得られるはずだった収入の減少などを考えれば、客単価@1万円×13万人=13億円程度の大幅な減収となってしまったことになり、確かにこれでは、タイロン・ウッズや川上憲伸、昨シーズンに退団した福留孝介などの高額年俸者を置いておけるほど球団経営に余裕がなくなってしまったということなのでしょう。

要するに、これだけ苦しい台所事情の中で、なんとかやりくりして、巨大資本を背景に業界を牛耳ろうとしている讀賣市場経済主義に立ち向かったんだよ、と言いたかったんでしょう。

確かに、反骨精神旺盛な落合監督らしい発言でしたね。 

http://dragons.jp/news/2009/09093001.html

今季ナゴヤドーム最終戦 落合監督・立浪選手あいさつ

2009/9/30

落合監督

09093001_1

本日を持ちまして球団主催、今シーズンの72試合の終わりのゲームを迎えました。

当初私が思っていた、世界的な不況のあおりを受けて自分の中の許容範囲を超えるというか、約230万人の方々が我々の野球の一投足を見つめてきてくださいました。

この場を借りて厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。

我々が求めていたペナントレース優勝、そしてクライマックスを勝ち上がり日本シリーズという第一ハードルは越えることができませんでしたけれども、2009年度の野球はまだまだ続きます。

2009年度の挨拶は11月3日、このナゴヤドームで日本シリーズの第3戦を迎え、我々の戦う元気な姿を皆さんにお見せしたいと思います。

最後の挨拶は、一つ残されている日本シリーズのチャンピオンフラッグを我々の手で勝ち取り、そのときに皆さま方に最後の挨拶をしたいと思います。本日はありがとうございました。

立浪選手

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縁があって中日ドラゴンズという素晴らしい球団に入団することができ22年が経ちました。

たくさんの方々に支えていただき、たくさんのファンのみなさんに応援してもらいここまでやってくることができました。

プロ野球の世界に入る前は、今日自分の最後のユニホーム姿を見に来てくださった清原さん、桑田さんにあこがれてプロ野球選手をめざしました。

プロ野球選手になる前は、この身体でこの世界でやっていけるのかなという不安ばかりでしたが、プロに入ってからそして今まで身体が小さいと思ったことは一度もありません。

ただバッティングだけはと思ってここまでやってきました。

昨年引退を表明し、ここまできましたが、なかなか皆さんの声援に応えるバッティングはできなくなってきました。

理想である野球は打って走って守る。自分には守ることと走ることが衰えてきたのでユニホームを脱ぐ決意をしました。

代打にまわってからの3年間半。毎打席、暖かい声援と激励をいただいたことはしっかりとこの胸にしまいこみ、またいつかみなさんに恩返しができるようこれからの人生たくさんのことを学び、たくさんのことを勉強し、一回りも二回りも大きくなって帰ってきたいと思います。

22年間常にプレッシャーの中で戦ってきましたが、今日一日は楽しく野球をやらしてもらいました。

最高の花道を用意してくださった中日ドラゴンズ関係者のみなさん本当にありがとうございました。

そして最後に、代打として最後の生きる道を与えてくださった落合監督、そしてたくさんのサポートをいただいたコーチのみなさん、そして最高のチームメートにもめぐまれ、最高のファンのみなさんにかこまれて、幸せな野球人生を送ることができました。

この体もここまでよくもってくれました。

ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

これで心置きなくバットを置くことができます。

全国のドラゴンズファンの皆さん、そして私を応援してくださった野球ファンのみなさん、22年間本当にありがとうございました。

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2009年9月29日 (火)

中日よ。KY球団になれ!

2009年 9月29日(火)14時29分30秒

中日ドラゴンズとしては、実質上ペナントレースが終わり、CS出場を巡る熾烈な3位争いをよそに、まるで帳尻合わせのような試合が続いておりますが、これまで、なんとなくWEBの裏側で書き溜めていたテキストを出すまえに、「潜望鏡」の役割を果たすこの記事を先に上げることにしました。

さて、日曜日の「セレモニー」が終わった井上カズキと山本マサをさっさと2軍に落とした落合監督と森チーフですが(試合後の「セレモニー」の様子を伝える映像で、涙にくれる選手や一部コーチの映像とは別に、彼ら二人の姿がまるっきり映らなかったのと、大本営新聞・東京版と呼ばれる翌朝の「東京中日スポーツ」にも、カズキについてのコメントがいっさい掲載されなかったのが、何かを象徴していると、私は思っていますが)、結局、二人ともいらねー(今季の戦力としては)、ということなのでしょうね。

井上カズキが、2007年の日本一優勝パレード終了後の感動的なスピーチの後で、落合監督がそのスピーチをベタ褒めしたその直後に、カズキは選手会長を辞めることを表明しましたが、あれは落合監督の褒め殺しだったと思っていました。

つまり、口だけ達者な奴はいらねーので、プレーで実績を出せ、という要求だったのでしょうね。

あと、長年にわたる、送りバントを巡る両者の“攻防”。

http://homepage3.nifty.com/TAMAGAWA/dra/affairs/SE/SE2004/2004SE03.htm

http://ryuunosu.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_e38a.html

カズキになんとしてでも送りバントの指示を出してそれに従わせたい監督側と(それは、かの、バファローズのお山の大将時代には、決して送りバントのサインを出されなかったといわれる中村ノリヒロに対してでさえ、2007年のシーズンでは、再三再四、送りバントの指令を出し、ほとんど成功させた事実からも見て取れますが)、オレはあくまで打ってなんぼの男だという主張で、ときにはわざととしか思えなかった、送りバントのサインをみえみえのファールで“拒否”するカズキとの溝は、結局最後まで埋まらなかったような気がします。

たぶん、山本マサに対しても、落合監督は似たような評価をしているように感じられますが、「オレは、こちらから引退しろとは言わない。」という趣旨の発言を既に昨シーズンしており、それは、いつ辞めてもらっても結構ということの裏返しなのでしょう。

どちらかというと、球団経営上必要な選手という位置づけであり、現場監督側としては、本音をいえば戦力構想外と思っているのかもしれません。

また、前回の東京ドーム“決戦”で、イ・ビョンギュを起用した後に、勝負が決まるとさっさと2軍に落としたように、前回の対読賣戦と直前の対阪神戦は、采配上で“調整”したんだよ、と露骨に示したんじゃないかと勝手に思っております。

落合監督は、ある意味嘘を言わないという姿勢を貫く(たとえば、今年の前半の対讀賣戦でボロ負けした後に、まるで負け惜しみのように言い放った「あそこ(讀賣)を追っ掛けられるのはうちだけだ」発言で、マスコミやファンは、当初はてっきり大言に過ぎないと思っていたら、中盤からはそのとおりになった意外性に驚いたとともに、結局、一度も讀賣を逆転することなくペナントレースを終えることになり、ファンを落胆させましたが、彼は1つも嘘を言っていません。つまり、「追っ掛ける」のは自分たちだけであるというのは本当だったわけ、「追いつく」とも「追い抜く」とも言っていなかったのです)ために、あえて露骨な采配をして、業界からの“空気=圧力”を暴いたような気がします。

今年でいえば、やはり業界にとっては、とにかく一致団結して「WBC」を“連覇”したいというシナリオに基づいて業界全体を活気づけようという意図があったことは事実でしょうから、その“空気”に対して、あえて反旗を翻した中日球団がリーグ戦を優勝するということは、業界の裏の掟としては許されないことだったのでしょう。

まあ、CSがその“調整弁”としてどのような役割を果たすのかはわかりませんが、少なくとも、WBCの世界一に貢献しなかった球団が日本一になってしまうという事態だけは、業界全体の“総意”として避けたいと思っていることでしょうね。

 

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2009年3月25日 (水)

WBC寸評:その2

2009年 3月25日(水)12時09分41秒   

なるほど、今回のWBCのMVPに松坂が選出されたのは、キューバ封じに長年多大なる貢献をしたということかもしれませんね。

ベースボールの元祖、USAを破って天晴れということも含めてね。

東山にしこさんによると、USAは、長年、キューバがアマチュア球団主体の大会が主流だった、野球のワールドカップやら五輪やらコンチネンタルカップやらでブイブイ言わせていたのが気に食わなかったので、金属バット禁止やプロの参加を認めさせたりと、様々なルールの変更によってキューバを封じ込めることに成功したようです。

さらに付け加えるなら、経済的な裕福さをえさにして、キューバの有力選手の亡命を促して、戦力を減退させている作戦も効果を上げていますしね。

結局、スポーツは、古代から政治の道具に利用され続けてきた歴史があるのも事実です。

サッカーの発祥にしろ、古代オリムピックにしろ。

ところで昨日の、アメリカが父親で、日本が長男、韓国が次男というのは、プロ野球の歴史の長さでもあります。

あのテキストを書いた時点では試合の決着がついていない段階でした。

今回の日本が獲得した成果は、「連覇」より「打倒USA」のほうが大きかったように思います。

もう、日韓の実力が伯仲していることは誰の目にも明らかであり、勝負は時の運だったとともに、ちょっとだけ韓国が意地っ張りだったことでしょう。

最後の場面で、野球のセオリーを無視してまでイチローと勝負したことと、早い段階で太極旗をマウンドに立ててしまったことでしょうね。

http://ryuunosu.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post.html

決勝戦まで待てずに立ててしまうのが、いかにも熱しやすく醒めやすいといわれる国民性を表しているともいえます。

ある意味、日本以上に「単一民族」的な色彩が強いからなあ。

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2009年3月24日 (火)

「WBC2009」寸評

2009年 3月24日(火)13時40分5秒
 
いわば次男と長男の違いですね、 韓国と日本の野球は。

日本はアメリカからベースボールを教わったので、ベースボール発祥の国、アメリカに対しては父親みたいな感情を持っています。したがって、なかなか越えられない壁だったのです。

一方、次男の韓国は、長男である日本に追い付け追い越せで育ってきたので、父親であるアメリカに対する苦手意識があまり強くなく、いつのまにか力をつけていきました。

ある時、父親が子供をしつけようとして次男と取っ組み合いの喧嘩になって、あろうことか、次男が父親を組み伏せてしまいます。

それを見た長男は、弟の成長とともに父親の衰えに愕然とします。

自分にはとうてい勝てないと思いこんでいた父親を、自分の弟がいとも簡単に組み伏せてしまったのです。

そして、その光景を見てようやく、アジア野球の長男だった日本は、ベースボールを教えてくれた父親の厚い壁を乗り越えることができたのではないかと思います。

やはり、日本の野球がアメリカのベースボールを乗り越えるのは、とてつもなく大変なことだったと思います。

いみじくも、原監督が、昨日の対アメリカ戦の勝利インタビューにこたえる際に、「アメリカの野球を尊敬している」という言葉でスピーチを始めたことは、素直に賛辞を贈りたいですね。

一方、破れたアメリカ、いやあえて、彼の地の観客が自身の呼称として好んで使う、「USA」(「アメリカ」大陸にある、様々な移民が統治する「州」が「統合されて」できた国家)という呼称を使って今回のメンバーを見ると、いわゆるWASPが大部分で、あとはUSAの国籍を持つ一部の移民系の人たちや、少数の黒人選手で編成されていたのが興味深かったですね。

つまり、現在のメジャーリーグは、元々はWASP中心で始められた、青年団の鍛錬のために始められたスポーツにルーツがあるわけですが、今や、興行的にも戦力的にも、いわゆるヒスパニック系のドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコなどの人材に頼らざるを得ない状況にあるという現実が如実に示されていました。

そして、今回のUSAチームには、「自国」の国籍を持つもう一方の有力な戦力として黒人選手が参加していましたが、あまり目立った活躍はしていなかったように感じました。

というのは、身体能力が非常に高い優秀な黒人選手は、今やバスケットボールやアメリカンフットボールでビッグマネーを稼ごうとするので、むしろ、MLBはその次に才能がある選手か、あるいは少々経済的に余裕がある、いわばブルジョア階級の黒人選手が趣味の延長でたしなむスポーツという位置づけになったといえそうです。

そういう意味では、現在、ベースボールあるいは野球と呼ばれるスポーツは、北米、キューバを含む中米、そして東アジアにおいて、戦力が拮抗して大変面白いものになったことは確かなようです。 

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2009年3月20日 (金)

WBC日韓対戦の感想

2009年 3月20日(金)23時05分53秒   

結局、これで決勝戦で当たる以外は決着がつかなくなったのですが、前回もそうでしたが、韓国人は気が早すぎますね、太極旗をマウンドに立てるのが。

前回の試合で日本に勝った時に、次はキューバと当たって日本は負けるはずだから、ここで日本を「占領」したというアピールをしておかないと気が済まなかったんだろうけど、結局それで、日本選手の闘争心に火がついて負けてしまうわけです。

で、日本側はその行為に対して敢えて対抗する行為をしないことで、かえって大人の対応をします。

前回も、準決勝で日本が勝つ前の試合で旗を立てたのが致命傷になっていましたが、そこの見極めが少々甘い気がしましたね。

しかし、今回は、イチローのミスを他のメンバーがカバーするという形で、かえってチームがまとまりつつあるというのがちょっと面白いですね。

いわば、前回のWBCがイチローに頼りきりだったのが今や立場が逆転しつつあるという現実。

ある意味、イチローは、オリックス時代の「頑張ろう神戸1996」で日本シリーズを勝ち抜いて日本一になった時点が、チームリーダーとしての頂点であり、その後はひたすら個人成績を追い求めてきたのが実態だったのでしょうから。

その点をマリナーズのファンやチームメイトも気付いていて、時々批判が公になるのでしょうが、個人成績としては突出しており、イチロー目当ての多くのファン、それも日本から多くの観光客が来るので、結局、イチローを手放せないのでしょう。

プロはお客を呼んできてナンボという面もありますからね、

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2008年9月20日 (土)

盛り上がらないCS事情:中日にとって深刻な“ニンジン”不足

中日は昨晩のボロ負けで最悪の雰囲気の中、本日は14時から試合をしなければならないわけで、闘う前から白旗を上げていそうですね。

だいたい、今のチーム状況でCSに進出したところで、球団(要するに会社)はともかく、選手たちの個人的な事情、いわばサラリーマン的に考えれば、CSというのは、年俸の評価に関係しない“サービス残業”にしかすぎないわけで、万が一? ペナントレースでリーグ戦の第3位に残ってCSに出場し、それを勝ち抜き、なんとか日本シリーズに進出し、さらにそのイベントに勝った場合に、やっと会社から「臨時ボーナス」が支給されるという状況なわけです。

ただし、そのイベントで活躍しないと、個人的には、たぶんその分け前にさえありつけない…。

さらに、ヘタに「日本一」になると、今度はアジアシリーズに出場して、ディフェンディングチャンピオンとして目一杯頑張らなければ、非難されこそすれ賞賛されることはなく、これまた“無給の休日出勤”が控えているわけです。

そして、昨年の中日は、この一連の「報われない毎日」を、既に体験した唯一の球団だったわけで、これじゃあ、各選手のモチベーションを上げろというほうが、土台無理な話なわけです。

まあ、球団が昨年と同じように、この終盤に選手たちに頑張ってもらいたいと本気で考えているのならば、何か“ニンジン”が必要でしょうね。

それが、いまさら連続日本一を達成したら、憧れの「家族・恋人同伴可の豪華ハワイ旅行」でないことは確かだとは思いますが、さて。

ところで、まだ阪神タイガースが絶好調だった今年の 7月 5日(土)に、今年のセ・リーグのペナントレースの終盤がこういう展開になるであろうことを「予言」していた私でしたが、

http://ryuunosu.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_06ed.html

もちろん、希望的観測としては、その“ミラクル”を起こすのが中日ドラゴンズであってほしいとは願っていましたが、こうなってしまったのもしょうがないでしょうね。

その“遠因”を作ったのは、一部の熱狂的な崇拝者を除いて、いまや世間から総スカンを食らっている、星野ドリームズプロジェクトの総帥である星野仙一氏であるといえるでしょう。

彼は、北京五輪における「激闘」の末に、中日では絶対的なエースとして君臨していた川上憲伸投手を「戦力外」に(一説では、言葉と直接の“叱咤激励”により)葬り去り、阪神では三番打者として打撃陣の中心を担っていた新井貴浩選手を「疲労骨折」にまで追い込み、結果的には、2球団の直接のライバル球団となった讀賣ジャイアンツと広島カープに“塩”を贈ったことになり、両球団にとっては、まさに“大恩人”といえるでしょう。

日本テレビは、北京五輪の惨敗後も、自社のスポーツ番組で星野仙一氏を引き続き特別ゲストに招き、いろいろと盛りたてて、WBCでも監督を引き受けるように世間を誘導しようとしていますが、彼らにとっては、まさに“都合のいい男”なのかもしれませんね。

まあ、WBCは、たしかMLBが興行主であり、日本では讀賣グループが主催するイベントなわけですから、最終的には、監督問題もそのあたりの事情で決められるように持っていくということでしょう。

あとは、いかに“世論”をうまく誘導するか。

問題はそこでしょうね。

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2006年11月14日 (火)

今話題の松坂大輔投手の争奪戦ですが

今話題の松坂大輔投手の争奪戦ですが、売れっ子芸者の水揚げ先を巡る、旦那衆の色恋の鞘当てだと考えれば合点が行きますね。

つまり、所沢という少々立地の悪い場所にある芸者置き屋、獅子屋のやり繰りがこのところ苦しくなってきたので、今まで“半玉”として、五輪展覧野球大会、WBC選手展示即売会やら日米花野球のお座敷に出していた、未来の“上玉”こと松坂大之輔が、このたび、本場の上級同盟野球界に身売りされることとなりました。

身売りで得たお金で、最近雨漏りして困っていた獅子屋丸天井球場の天井が修理できた上にさらにおつりが来そうで、松坂大之輔は、まさに孝行娘?といえそうです。

さて、その松坂大之輔が、合衆国の商都紐育にある豪商球団、江戸っ子屋の強欲旦那、アメリカのナベツネとも称されるスタイン・ブレナー氏に見初められ、「わしが大之輔を水揚げしてやるわ」と宣言したところ、「ちょっと、待っておくれやす」と、同国の京都と称される古都、波士頓の老舗球団赤足袋屋の若旦那、エプスタインGMが“茶々”を入れたため、「それじゃあ入れ札勝負で決めましょうや」となりました。

入れ札勝負の結果、晴れて赤足袋屋が水揚げ先となったはいいが、赤足袋屋の若旦那も若気の至りで、本気で水揚げする積もりで入れ札をした訳ではなく、たんに豪商江戸っ子屋のあまりの成り金放蕩三昧がしゃくに障って見せ金を投じたところ、あに図らんやそれで落札してしまって、少々びびっている。

そんなところでしょうか。

「いや、わては大之輔はんを決して嫌いなわけやないのやけど、無理に水揚げしなくても、もうちょっと半玉の可愛いままでしばらく置いておくのも乙なものじゃあないかと思っておりましたのや」と、ちょっと水揚げに二の足を踏んでいるのでしょうね。

まあ、開闢400年の歴史を誇る波士頓の若旦那の考えることですから、そりゃあ一筋縄では参りませんでしょうね。

すんなりと赤足袋屋に水揚げされるのか、それとも高額な移籍金が問題となり話がこじれて江戸っ子屋、あるいは同じ「西武」つながりで、徳過瑟斯の忍者屋敷球団が逆転で獲得するのか。

さらに、ここに辣腕女衒のスコット・ボラス氏なる人物も影で糸を引いている訳ですから、状況はまだまだ予断を許さないと思いますよ。

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2006年4月 8日 (土)

本当は世界一だったニグロ・リーグ

本当は世界一だったニグロ・リーグ

佐山和夫氏の『史上最強の投手はだれだ』という、ニグロ・リーグの大投手サチェル・ペイジの伝記本を1980年代に熱読した者としては、「真の野球の世界一はどこなのか。そしてWBC、メジャー、NPBは、果たしてガチンコなのか?」という疑問に対して黙っているわけにはいきません。

実は、ニグロ・リーグ(当時、本当にこう呼ばれていたので、この呼称が正しい)では、NPB王貞治の本塁打記録を遥かに超す1,000本以上の本塁打を打った打者の話や、史上最高の豪速球投手といわれたサチェル・ペイジを初めとするニグロ・リーガー選抜と、当時のメジャー・リーガー選抜がガチンコで対戦した結果、メジャーが子供扱いされ負けてしまい、その実力だけはメジャー・リーガーからリスペクトされながらも、世間からは差別されていたのがニグロ・リーガーたちだったわけです。

そして、ニグロ・リーグには正確な記録が残されていないのですが、じゃあ、何故記録がきちんと残されずに参考記録に留まり、また記録自体が重視されなかったかというと、ニグロ・リーグというのは、貧しい黒人達の唯一の娯楽の対象であり、それは賭けの対象、すなわち黙認されたギャンブルだったわけです。

したがって、彼らは胴元からの指示で勝ち負けをコントールして、いつでも160キロを超す直球を投げて相手を三振に切ってとったり、相手の打者の打ち易いところに投げてホームランを配給したり、一方打者のほうも、ポール直撃弾を放つことさえ朝飯前だったのです。実力世界一というのはそういうレベルのことなのです。

プロというのは、どの競技でも生活が掛かっているからね。

ちょうど、バスケットボールの「模範試合興行」で有名なハーレム・グローブ・トロッターズの超ロングシュートが、九分九厘ネットインするのと同じくらいに、あらゆるスポーツのプロの技術というのは恐ろしいし、そのために毎日厳しいトレーニングを積んでいるのです。

 

さて、WBCのどの試合が、あらかじめシナリオが用意された試合で、どれがガチンコ試合なのかを推理するのも、そして、たとえシナリオがあらかじめ用意されていた試合であったとしても、そのシナリオとそれを実現した選手のパフォーマンスが素晴らしければ、敢えてその趣向に乗って、本当に感動の涙を流すのも、長年のファンとしては心躍らせる楽しい瞬間でもあります。

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2006年4月 6日 (木)

BULLY大兄驚異の読唇術!

BULLY大兄驚異の読唇術! 

 
そんなあ、私がハマスタのセンター方向に流れる風向きとインチキ低反発球から判断して、この試合の序盤に乱打戦になることを予想したことなんて小さい、小さい。

それよりも、8回表にウッズのグランドスラムが飛び出した興奮が冷めやらぬ中、8回裏の守備に備えて慌しいベンチの中を覗いて、落合御大が「エ・ン・チョ・ウ」という謎のメッセージを口走ったのを、双眼鏡を駆使しながら驚異の読唇術で目撃したことのほうがよっぽどすごいですよ。

http://dragons.cplaza.ne.jp/game/backscore06/score060404.htm

もちろん、御大は「こういう試合は荒れるから、延長戦も覚悟しておけ」みたいなことを言って、ナインを引き締めたものと思われますが、その「予言」が的中してしまうところが恐ろしいですね。

さて、私はWBC=アメリカンプロレス説の信奉者ですが、NPB=新日本プロレス説の信奉者でもあります。

ってなんのこっちゃ?

本日のハマスタは絶好の観戦日和で、選手もファンもスタミナ十分ですたい!

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2006年3月30日 (木)

開幕記念直前緊急企画

2006.3.15 神宮OP戦「東京ヤクルトSs vs ちゅうにちDs」かんせんえにっきからのクイズを出題します。

【設問】

次の文章を読んで、後の問いに答えてください。

2006.3.15 神宮OP戦「東京ヤクルトSs vs ちゅうにちDs」は、スコア(中4-0ヤク)以上に見どころ満載の試合でした。

まず、ヤクルトは結果的には零封されたわけですが、先発の石川は相変わらず「腹黒い」投球術に冴えを見せていて、戦力的には安定した投球でした。

初回の2失点ですが、まず先頭打者の荒木は、もう打ち取り方はわかっているといわんばかりに見逃しの三球三振に切って取り、次の藤井のお手並み拝見という投球をしました。

ところが、藤井が想定していたより上の打者であったことを石川がしっかりと見抜いた場面があり、内角の厳しい球で三振か凡ゴロで終わり、と思ったら、その球を藤井が強振して左翼ポール際にあわやホームラン性の打球を打たれ、そこで石川もしばし間合いを取った後に、彼の決め球の、打者の打ち気をそらす低めに落ちる球で引っ掛けさせたサードゴロを打たせましたが、思いのほかラッキーバウンドと藤井の足の速さもあり、内野安打になりました。

次は、新三番の井端で、いつものようにたちまち2ストライクと追い込まれたところ、ここで中日外野応援席より、「走れ、走れ、フ・ジ・イ」コールが始まりました。

そのコールに敏感に反応して、急に盗塁を伺う体勢になるフジイ。

一方、石川もこの雰囲気に飲まれたのか、何球も牽制球を投げているうちに、キャッチャーが捕球に課題のあるオノコーセーなものだから、石川の生命線である落ちるボールを後逸して、藤井は楽々と二塁に進塁しました。

さらにこれに動揺したのか、石川は井端に内角の難しい球を、神宮球場ならではの当たりで左翼ポール際にホームランを打たれました。まあ、打った井端が内角の難しい球をうまく裁いた、技ありの打席でもありましたね。

そういうわけで立ち上がりに2失点を喫した石川でしたが、それ以外のバッターに対しては、もう中日の打者に対する攻略法はすべて把握しているといわんばかりの投球術を披露しました。藤井も、あとの2打席は落ちる球で簡単に料理されていました。

結局、石川を攻略するには、彼の想定を超える「イベント」を起こして彼の動揺を誘うしか有効な作戦はないということのようです。

一方、期待の藤井ですが、彼は明らかに野球センスの塊であり、足は速いし、外野守備もボールの落下地点に到達するのが早いしと、間違いなく戦力になります。パワーもありますし。

あとは、長丁場のシーズンを乗り切れるだけのスタミナがあるか、怪我に強いかということをクリアできれば、まさに2番打者にふさわしい選手です。スイッチヒッターである点も評価できますしね。

中日側の攻撃陣では、相変わらずウッズは守備は下手だしチャンスには打てそうもないし、アレックスは無死一二塁でバントを命じられていて、何回も打席をはずしてサインを確かめて「元メジャーのオレ様に犠牲バントかい?」と、いたくプライドを傷つけられたポーズをとりますがサインは頑として変わらず、走者を送るのにも失敗。

これはオープン戦ならではの作戦(本番でも送りバントをしてもらうから覚悟しておけ)ということも含め、「いくら元メジャーでも、キミにはもう後がないぞ」という首脳陣からの叱咤激励でもありました。

ちなみに、この日のアレックスはデーゲームだったからか、外野フライを捕球する際にまぶしいらしく、グラブを手でかざしてヒサシにしてからキャッチしていましたが、ひょっとしたら、彼の食生活に問題があり、ビタミンA不足なのではないかとも思いましたが、よけいな
お世話ですよね。

あと、朝倉は球は走っていましたが、結構無駄なヒットを打たれたり、出塁を許していましたが、大の苦手の岩村や宮本が戻ってきたら、こう簡単にはスワローズ打線を抑えられないのではないかとも思いました。

一方、高橋アキフミ、岡本、岩瀬のリリーフ陣はもう万全で、いつでも開幕OKの状態でした。何故か、ベテランのヤクルトファンが普段は来れない左翼席に、中日の重鎮とも思われるような雰囲気を漂わせた知人と同席していて、「中日の投手陣あまりに出来すぎ。手加減して」と嘆きながらヤジを飛ばしていました。

この人、声が非常に通り、終盤に守備についた英智に対して、「ヒデノリー愛しているぞう!  ヤクルトファンダKEDOネ(こちらは小文字)」というヤジを飛ばすと、英智も結構うれしそうに反応していました。たぶんそのよく通る声から想像するに、野球経験者、それも扇の要のキャッチャーだったように思われました。

さて、このヤクルトファンのヤジ将軍様ですが、中日のサブ・キャッチャーのO・D・A(コールネームはコウヘイ)の配球をことごとく的中させ、特に決め球については、「お次は、内角低目にズバッと来て三振ね」と言うとそのとおりになるものだから、最初は驚いたのですが、彼がキャッチャー出身でO・D・Aのリードが教科書的ならば、それは当然なのかもしれません。

そこでハッと気が付いたのですが、O・D・Aのリードは、こういうオープン戦で二流どころ(失礼!)のオーダーならばバッチリ。

一方、フルタさん(や、シゲシゲファイトさん)のリードが玄人筋を唸らせるのは、捕手経験者ならば誰もがリードできる配球の、ウラのウラのウラのウラを読んだ後に、ど真ん中に投げて打ち取れる球を投手に投げさせることができるのがスゴイということなのかも知れません。え、誰かさんは単に困ったら「とにかく真ん中に」というだけのリードだって?

さて、今シーズンのO・D・Aクンが、長いシーズン中に必ずや訪れるであろう谷繁正捕手不在の状況際に、超一流打者との切羽詰った球筋の読み合いの場面でどのようなリードを見せてくれるかが楽しみです。

なお、終盤の中日の攻撃は、敵も調整登板中の投手を出してきたので、まあオマケみたいなもんでした。

まず、守備固めから入るフレッシュな状態だと打撃好調な渡邊が流石の右打ち安打で楽々と出塁し、川相もこういう試合だと送りバントをせずに自由に打たせてもらえるらしく、思いっきり引っ張った打球が左翼線を点々とする二塁打を放ち、最後は、あの打撃のみが課題であるヒデノリでさえも三遊間を鋭く破る安打を放ちましたが、相手がホ●マ(元大工)さんだったのであくまで参考情報として首脳陣は捉えたことでしょう。

中日の応援団は、いろいろと新しい試みをしておりましたが、一番印象に残ったのは、今年から敢えて「ちゅうにち、ちゅうにち」というコールをすることです。

たぶん、今年から「中日(しんぶん)色」を前面に打ち出すことになったようです。

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それでは、ここで正解なしの問題です。

1.中日ドラゴンズの今年の社会人枠ルーキー藤井はシーズン中も活躍するでしょうか?

2.井端は三番が適職でしょうか?

3.ヤクルトの石川はやはり腹黒い投球をみせてくれるでしょうか?
※ヒント:彼の出身大学の大先輩には、落語家の三遊亭楽太郎をはじめ、錚錚たる人物がいます。

4.O・D・Aクンはスーパーが付くサブ・キャッチャーの座を射止めることができるでしょうか?

5.ちゅうにちはにんききゅうだんになれるでしょうか?

6.WBC効果で外国人が日本の「YA-Q」に興味を持ってくれて球場にたくさん来るでしょうか?

7.ぶっちぎ竜は後日開催されるセカイイチ決定戦に出場できるでしょうか?

正解は、このシーズンオフにわかることでしょう。

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2006年3月22日 (水)

昨日のWBC決勝戦は掛け値なしに見ごたえがありましたね。

昨日のWBC決勝戦は掛け値なしに見ごたえがありましたね。

さて、その試合の中で中盤、キューバの中継ぎ投手がかなり手強いので、日本の川崎選手が投手前に揺さぶりのセーフティバントを仕掛けた時、アウトにはなりましたが明らかにキューバの投手の左足がつりました。マウンドにキューバの内野手が集まり、急遽ブルペンで投手が準備する映像もTVカメラが目ざとく捉えました。

私はそのとき、何故、日本チームはバントを続けてそのピッチャーに揺さぶりを掛けてツブさないのか、と思ってしまったのですが、シロウトの私がわかるくらいですから、当然プロの王監督はじめ日本のコーチ陣はそのことを見抜いていたはずですが、彼らはそのことを知った上で敢えて正攻法で攻め続けました。当然キューバの反撃はこれから始まるだろうということも覚悟の上で。

なんか昔、ロス五輪だったか、柔道の「世界のヤマシタ」がトーナメントで勝ち上がる途中でケガをしてしまい、決勝戦は手負いの状態で臨まなければならなかったところ、相手のエジプトのラシュワン選手だったかが、敢えてヤマシタのケガをしたほうの足を攻めなかったシーンを思い出しました。

最終回で勝利が決まり、胴上げの輪に加わる前に、王監督は、この点差でも不測の事態に備えて肩を作ってもらっていた、急遽日本から呼び寄せたが結局出番がなかった馬原投手のお尻だったか背中だったかをぽんと叩いてその労をねぎらってから、グランドに向かって胴上げの輪に加わって行ったシーンが見れたのもよかったですね。

実は、今回のコーチ陣は全てパセ両リーグでプレー経験のある苦労人の集団であった点もなかなかの人選であり、さすが、「世界のビッグワン」と呼ばれるだけの器ではありました。

また、中日の選手たちも、コースケがちゅうにちを代表して活躍してくれたことを素直に喜んでいるコメントがよかったです。あれ、裏方に徹したはずのTシゲに対しては?

そして、今回のWBC優勝についての各界著名人へのインタビューで、ひとり蚊帳の外に置かれていた「楽天」的なノムさんの醒めたコメントも、彼らしくてナイスでした。

さくじつのてれびかんせんえにっきおわり。

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2006年3月17日 (金)

プロレスでいえば、今回のWBCは

プロレスでいえば、今回のWBCは、往時のシンニチのスタイルですね。

いわゆるリアルプロレスを標榜するわけですが、誰もセメントだよとはいっておらず、全ての判断を観客に委ねるわけです。

今回のシナリオ、まさかUSAがヒールを務め、グレート・コーリアがベビーフェイスだったとは気が付きませんでした。まあ、どっちみち、オウジャパンはグレート・トーゴーの役割をさせられ、キューバはブッチャーかな。え、団体が違うって?

メキシコ対USA戦は、「シンニチって、やっぱり八百長じゃないのか?」と世間がざわつき始めた頃に行われた、アントニオ(シャチョー)イノキ対ハルク(元ヘビメタラー)ホーガン戦で、猪木がリング外で本当に失神してしまった(といわれている)試合を思い出してしまいました。

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WBCちょといい話

うちの会社は最近情報管理にめちゃくちゃ厳しくなり、原則的に職場内での私用アクセスは禁止なのですが、WBC「メキシコ(この試合ではホームチーム扱い)対USA戦」で9回になってもメキシコが2対1でリードしている状況になると何故か社内がざわつき始め、メキシコの勝利が決まった頃には、何となく空気が動いたわけで、皆さん、露骨にガンバレニッポンはやらないけれどやはり気にはしているわけです。

この、全国民が目を吊り上げてナショナリズムにのめり込んだ過去の若気の至りを昇華してオトナになった今日の姿こそ、現在の日本に相応しいのではないかと思いました。

なんで私が試合の経過を社内で把握していたかは、他の皆さんと同じでヒミツです。

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WBCまあ正味な話

私は、今回開催されたWBCについては、その名前が示すように、限りなくプロレス野球に近いショウとして楽しむことができたので、そのこと自体については開催した意義があったと思っております。

ただし、どれがセメント(ガチンコ野球)でどれが花野球であったかは野暮になるので敢えて言いませんが。

しかし、ベイスボールはUSAの国技といわれるだけあって、日本の国技である大相撲(Major Sumou-Wrestling Championship)とよく似ていますね。

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2006年3月16日 (木)

ゴメン!WBCのアジアラウンドの時に

WBCのアジアラウンドの時に対ニッポン戦で勝負を決めるのは、日本野球の何たるかを知っているイー・ジョンボムだって、にしこさんに「予言」してたのをすっかり忘れてました。

私自身は、アジアラウンド第1次予選の時に、「日本野球を知り尽くしているイ・ジョンボムにやられるから日本はもっと警戒しなくちゃダメ」って言ってたのに、何故かあの場面(決勝二塁打を打たれる瞬間)では、そのことを完璧に忘れてしまっていたのです。

せっかく野球の神様が私を媒介にして「預言」を託してくれたのにその真意を忘れて思わぬところで足をすくわれるのが人間ですね。

まあ、決勝の二塁打を打った後、思わず三塁に暴走して、9回裏に冷や汗をかく場面を自作自演するのも、中日時代のジョンボムを彷彿とさせて、好感が持てました。

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2006年3月 9日 (木)

ヨカタッネー殴邪犯 

イチローがいてくれたお陰で、日本WBC代表チーム「王ジャパン」が、公開練習試合で、単独で来日して「集金ツアー」をしていたマリナーズを見事に撃破!

これで大リーグ(単独)チームより、日本プロ野球選抜チームのほうが強いことを証明してくれて何よりです。

というより、本来はアジアラウンド1位通過チーム(当初の予定は日本代表を想定していたが、予選の結果韓国に決定)が、マリナーズと対戦してもらって、マリナーズに負けてもらはずだった(日本で「花野球」を興行して丸儲けの)予定がちょっとだけ変更されたので(アジアの1位チームに、大リーグの単独チームが挑戦するなど、1位のチームに失礼にあたるということで)、露払いの2位チームである「王ジャパン」がマリナーズとやるべきであるということになったそうです。

ところで、全世界の野球ファンが待ち望んでいた(そうである)野球の本場でのWBC1次予選が始まりましたが、案の定というか、面白いことになってきましたね。

USA代表が、すんなりと予選を勝ち抜けずに大変苦戦しているそうです。

つまり、あの辺りの地域の野球はアメリカ合衆国出身者の人材だけではもう成り立たなくなりつつあり、タマタマ職場がアメリカ合衆国にあるのでダイリーガなわけですが、いざそれぞれの出身国に戻って対戦することになったら、もうどこが強いかワケがわからんというのが実態だったということですね。

そういう意味では、もう野球という競技は、その競技をやっている地域の中では十分に国際化していたということなのでしょう。

そういうことが白日の下にさらされたという点では、今回のWBCをやった意味がありました。

大リーグの国内リーグ優勝戦を「ワールド・シリーズ」と読んでいますが、これからは、「シティ対抗野球合戦」(英語でカッコイイ名称に翻訳してね)に名称変更しなければ時代に取り残されるぞ、と。

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2006年3月 6日 (月)

今さらながらですが、つくづく落合監督の深謀遠慮には

今さらながらですが、つくづく落合監督の深謀遠慮には感心させられます。

WBCへの中日からの人選ですが、「世界のフクドメ」は本人の(いろいろな)志向性と伸びシロから判断しての親心、一方Tシゲさんは「アフターT」をシミュレーションする絶好の機会ととらえ、他方、俺に言わせ、アライバコンビに対する出場要請は「球団の至宝」なのでプロテクトする、と、実にロジカルで納得できる見解でした。

ちなみに昨日のWBC第1次予選最終戦で、もし中日勢(メジャー好きヒロトシの替わりに、今年はドラのスン様キラーとなる言わせ、そして急造ではなくきちんとした形で機能する1、2番のアライバコンビ)が替わりに出場していたら1位通過したかもとは「けっして」思っていませんです。
(反語表現?)

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2006年3月 4日 (土)

今回のWBCは、まあ、良くも悪くもイチローが

今回のWBCは、まあ、良くも悪くもイチローがベンチマーカー(レベルの基準となる選手)なんだろうなあ。

つまり、6年連続だったっけか、日本球界で首位打者だったオトコが大リーグでも成功し、それならば、我々(MLB:大リーグ)の土俵に上がってきてどれだけのことができるのか、我々の土俵でキミたち(日本プロ野球)のチカラを計ってやるぞ、と。

もちろん、我々もプエルトリカンヤドミニカンやキューバンや元ニグロリーガーの皆さまのチカラがなければ興行は成り立たなくなったKEDO、まあ、そこんとこはヨロシクと。

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