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プロ野球春あけましておめでとう

プロ野球春あけましておめでとうございます。

日本プロ野球界にとって、キャンプ解禁日の2月1日こそお正月といわれるので、いよいよ本日からが事実上のプロ野球シーズン・インとなります。

これまでは、テレビドラマやムー大陸などでお茶を濁す日々を送っておりましたが、これからはそういう話題も徐々に減り、このブログも中日ドラゴンズの話題一色となると思われますので、あちら方面の話題がお好きな方は次のシーズン・オフまでお待ちください。

というわりには、昨年同時期の自身の「バックナンバー」を見るとあちこちに興味が移っているようなので、まあ、適当に私の夢想や妄想にお付き合いください。

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さて、昨晩の“水十ドラマ”「ハケンの品格」、略して「ハケ品」ですが、いよいよ佳境に差し掛かってきましたね。

私の周り、ネットとリアルな世界の両方で、最近テレビドラマをチェックしている人たちの間で事前期待以上の評価を得ているのがこのドラマです。

たとえば、日曜日の夜9時「華麗なる一族」などは、超豪華なオープンセットを上海につくり、大阪万博の開催準備に追われる1970年直前の神戸を再現したりして、製作予算の0の桁数が「ハケ品」とは1つ以上多いと思われますが、そういう大作に比べて、本ドラマは、製作者の「目の付け所」と、一癖も二癖もありそうな役者陣の「芸達者振り」の両輪のみで視聴者の心を掴んだところに意義がありそうです。

結局、第4話のメインテーマは、かつて一世を風靡した「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメーションの主人公である碇シンジが、満14歳にして掴んだ、「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ」というものであって、あとの要素やエピソードはそれをいかに面白く見せるかの味付けに過ぎなかったのではないかとさえ思っています。

逆にいうと、このドラマの作り手たち(女性プロデューサーと脚本家の中園ミホ氏と、演出担当の監督クルーたち)は、メインのテーマさえしっかり作れば、他の瑣末なトコロについては、どー批判されてもいいや、ぐらいの気持ちで作っていると思いますね。

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ご参考までに、以下の紹介を。

公式ホームページには「相関図」まで用意されており、まずはこれが、このドラマにおける人間関係のもつれを紐解くための基本図式ですね。

http://www.ntv.co.jp/haken/chart/index.html


以下は動画配信ですが、完成披露試写会の模様です。

櫨山プロデューサーの挨拶や脚本家の中園ミホ氏が登場。

これでこの番組の製作意図がかなりわかります。

出だしがスポンサーのCMで、それを我慢?してからお楽しみください。

http://ssl.dai2ntv.jp/cse/Shop?EcLogicName=freeitem.play&itemId=NtvI00013606

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というのは、先ほど述べたTBS日曜午後9時始まりの「カレーイチ」との製作予算比較だけでなく、たぶん“水十ドラマ”というのは、今やゴールデンタイム的な扱いを受ける午後9時始まりの他の曜日の連続ドラマなどよりかなり予算が厳しいはずなので、全てに目が行き届くドラマづくりをするのは難しいのだと思います。

そんな状況にもかかわらず、多くの視聴者が関心を寄せ、話題づくりにも成功し、また大多数の視聴者の心を掴んだ点を、私は評価したいですね。

ドラマの進行上、また、視聴者からの期待もあり、このドラマの主人公である大前春子が伝家の宝刀である超絶能力を発揮するのは必然でありますが(いわば、米製テレビ版「超人ハルク」でデイビッド・バナー博士が本人の意思とは裏腹に毎回ハルクに変身しないとドラマが成立しないのと同様に)、http://ryuunosu.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_c945.html

実は、主人公自身は超絶能力をなるべく発揮することなく淡々と仕事をこなして、午後6時になればさっさと退社したいと毎日思っているのです。

それを、正社員たちがあまりにだらしなく、そして、自分の信条である「午後6時になれば即行で定時退社する」というモットーを貫くために、今回も、伝家の宝刀である「ロシア語の語学力に加えて、強気一辺倒で押しまくってきたロシア人おばさんをも圧倒する交渉テクニック」という自身の超絶能力を発揮したわけです。

この点は、今回のドラマの冒頭で、S&F社の正社員と派遣社員が職場でデキてしまった挙句に結婚式を挙げて、同社の社員たちも、平日にもかかわらずその結婚披露宴にこぞって出席せざるを得ないという、ドラマ的にもストーリー上でも非常に馬鹿げた設定の場面で、新婦が派遣社員であったことを披露宴の席で初めて知らされて新婦側を罵倒する新郎の親戚連中や、それに不快感を示して別の理由で反論する新婦側の親戚連中、さらには出席したS&F社の社員たちの「派遣社員という存在に対するそれぞれの見解」を巡り、喧々囂々の愁嘆場が展開されて会場が騒然とする中、突然スーパー派遣社員たる大前春子が登場し、その場を収める「何か」をしてくれるのではないかという視聴者の期待を見事に裏切り、ただたんに「6時に定時退社したいので、上司に決済印をもらいに会場に現れただけ」であったことに、彼女の生活信条を示す目的がこのシーンに込められていたわけです。

したがって、もちろん彼女としては、優秀な正社員といわれる東海林が、今回のロシア企業との商談を単独でうまくまとめることができたなら、大前春子はたんに議事録作成を担当する秘書の役目しか果たさなかった、という前提が語られているわけです。

そして、今日ではそのような信条で生きている主人公ではあるが、このように“達人”として振る舞えるようになるまでには、実はさまざまな“下積み”を経ており、かつては大いに迷いもしたしドジも踏んだしと、加藤あい扮する“のろまな亀”に、その姿を借りてその事実を示しているわけです。

そういう意味では、加藤あい扮する森美雪は主人公の分身であり、その「青春グラフィティ」の役目も果たしているわけです。

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さて、ここで恒例の「木枯し紋次郎」との接点ですが、言ってみれば「伝家の長ドスは最後に抜く」でしょうかね。

ドラマの冒頭で、たいてい紋次郎は悪党にからまれ、助けを求める弱者を冷たく突き放す一方で、自らに悪党が絡んできたときにはさらりと身を翻して肩透かしを食らわせたり、その辺に落ちている棒切れを拾って悪党をしたたかに叩きのめしたりと、見目鮮やかに撃退してしまいます。

まるで、ドラマの冒頭で長ドスなどを振りかざすのは野暮の骨頂であると言わんばかりに。

それが、ドラマの後半部分クライマックスとなる修羅場ともなると、自身も地べたを這いずり回り、重い長ドスをただただ振り回し、汗まみれ泥だらけになりながら、リアリズムに徹した殺陣回りを演じ、多勢に無勢の絶対的に不利な状況を、毎回かろうじて切り抜けるのでした。

その、紋次郎が絶対的に不利な状況を乗り切る秘密が何となくわかった時があったのですが、それはまた回を改めて述べることにします。

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で、この「超人ハルク」テレビ・シリーズの放映終了後に知ったのですが

で、この「超人ハルク」テレビ・シリーズの放映終了後に知ったのですが、

主演のビル・ビクスビーは、「超人ハルク」が放映されるかなり前、たぶん1970年代初めの頃だったと記憶しているのですが、「ザ・マジシャン」というテレビ・シリーズの主演を務めており、当時私もそのシリーズを結構気に入っていて、毎回楽しみにしながら観ていた記憶があります。

「ザ・マジシャン」で主演したビル・ビクスビーの役どころは、プロのマジシャンでありながら名探偵よろしく、次々と自身に降り掛かってくる難事件を、自分のマジック・テクニックで華麗に解決していくという、いかにもベトナム戦争“敗戦”前の、自信溢れる強いアメリカを彷彿とさせる雰囲気を漂わせた主人公を、なかなか洒脱に演じていましたね。

したがって、「超人ハルク」のテレビ・シリーズを観ていた当時は、そのやさ暮れた風貌の主人公が「ザ・マジシャン」の主演俳優と同一人物だったとは全く気付かず、後でそのことを知り、そのあまりの“変身”振りに「まさか!(incredible!)」と、思わず叫んでしまった記憶があります。

ところで、この哀愁ロードムービー版「超人ハルク」は、同世代人にも隠れたファンが多く、このブログの元リンクサイトの管理人、東山にしこさんも熱狂的なファンであったとのことです。

ただし、彼女の場合は、緑色の怪物を目撃して、それが変身したデイビッドの仮の姿なのではないかという推理のもとに、デイビッドの行方を執拗に追跡する新聞記者マクギー(劇中のデイビッドの決めゼリフ、「僕を怒らせるなよ、マクギー君! 大変な事になるからな!」は、当時から翻訳調の面白名セリフとしてかなり有名でしたよね)の大ファンだったそうですが。

何でも、テレビ・シリーズの放映当時には、友人の妹さんと競作で、「超人ハルク いろはカルタ」まで作ろうとしたそうです。

その中の代表的な傑作を2つばかりご紹介すると、

友人の妹さん作が、

「す」……すべってころんでハルクに変身

にしこさん作が、

「へ」……変身だ ビル早くどけじゃまになる

というものだったそうです。

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と、ここまでは非常に微笑ましいエピソードでしたが、その後日談を調査したら、少々悲しい結末に出会いました。

私のおぼろげな記憶では、テレビ長編シリーズは、最終回近くになって、中国系の人たちでしたか、東洋的な精神コントロール法を実践するグループと出会い、そこに活路を見出したデイビッドがやがて彼らの協力を得て、いよいよ長年の「カルマ」から脱却できるかと思われたその時に、やはり何らかの邪魔が入り、結局はその夢破れ、再び当てのない放浪の旅を続けるのだった……というところで終わってしまったように記憶しています。

その後、続編を望むコアなファンの声に応える形で、「特番」的な内容のスペシャル・ドラマが数本製作されたそうですが、1993年に発売された「超人ハルク 最後の闘い」(原題:the Death of the Incredible Hulk)にて、文字通り、悲しいドラマの結末を迎えたようです。

そして、主演のビル・ビクスビーも、惜しくも1993年11月21日に、末期ガンのために他界されたとのことです。

「超人ハルク 最後の闘い」では、ビル・ビクスビーは主演と監督の両方を務めており、ここからは私の勝手な推測ですが、たぶん、ビルは自分が余命いくばくもないことを悟った末、最後の力を振り絞って、この作品の完結=ハルクの成仏を実現させようと、「最後の闘い」を敢行したのだと思います。

病に蝕まれながらも、心血を注いでハルクの呪われた宿業を解き放つことに成功した彼の追悼曲には、あの物悲しいピアノの旋律が響く “Lonely Man Theme :From "The Incredible Hulk"” が最も相応しいといえましょう。

合掌。

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で、「超人ハルク」といえば

で、「超人ハルク」といえば、

元々はアメリカのコミック雑誌“マーベル・コミックス”で連載されていたマンガなわけで、原題を“The Incredible Hulk”といいますが、そこには「超人」という言葉は使われておらず、今流行っている表現でいえば、「シンジラレナーイ! ハルク」みたいな意味合いが込められていますね。

私は、一番最近に製作されたCG映像組み込み実写映画版の「超人ハルク」は未見なので、やはりこの題名を聞くと、1980年前後に日本で放映されたテレビ・シリーズ版の方に思い入れがあります。

あの、ちょっとひ弱そうな雰囲気を漂わせていた主演のビル・ビクスビー扮するデイビッド・バナー博士が、自分の意思とは裏腹に、怒りや悲しみによる激情が抑えられなくなる瞬間に、心ならずも、マッチョな緑色の怪物「超人ハルク」に変身し、悪党どもを懲らしめる。

という、言ってみれば非常に単純なストーリーの繰り返しなのですが、そのシチュエーションが1980年代前後の、何となくアメリカが自信を喪失していた時代の空気がドラマの中に反映されていて、独特の世界観を形成していました。

そして、主人公はおのれの「特異な変身体質」を何とか克服して、ごく普通のおじさんに戻りたいと思って、旅を続けながらいろいろな人に巡り合いさまざまな治療法も試みるのです。

が、変な話、それに成功すると番組が終わってしまうし、何よりもテレビ・シリーズを観ている視聴者は毎回毎回、主人公が激情に抗しきれずにハルクに変身するのを、今か今かと待っているわけです。

そういう、おのれの、というよりこの番組の「呪われた宿命」に執り憑かれたことをまるで悲しむかのように、番組のラストにとぼとぼと歩いてヒッチハイクの旅を続ける、ビル・ビクスビーの背中が、哀愁漂うピアノ旋律によるバックグラウンドミュージックとともに毎回映し出されるのが、この長編テレビ・シリーズの魅力となっていましたね。

で、この「超人ハルク」テレビ・シリーズの放映終了後に知ったのですが、

zzz

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地球特捜隊 おダイバスターのひみつきちにて

地球特捜隊  おダイバスターのひみつきちにて

ジュンペイ「マルさん、何考え事をしてるの?」

マルさん「うーん。似てるなあ。

             バン・ホーテン・ココアと、

             「氷の微笑」の監督、

             ポール・バーホーベン」

ジュンペイ「ええ? そうかなあ」

マルさん「実は二人ともオランダ人

             なんだぞ」

ジュンペイ「え、そうなんだ。知らな

               かったなあ。確かにそっくりだよ!」

マルさん「待てよ。やっぱり似てないか。

             ハルク・ホーガンのほうが

             似てるかな」

ジュンペイ「……マルさんがオランダを応援

               するから、インター・コンチネ

               ンタル・カップ野球で、日本

               代表がオランダ代表に負け

               ちゃったじゃないかあ!」

マルさん「うん? これでまたカテゴリが

             スポーツになったでごわす」

***

Trivial Pursuit:
Paul Verhoeven
Coenraad Johannes van Houten
Hulk Hogan
THE INCREDIBLE HULK

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